PRTRとは、Pollutant Release and Transfer Register の略称であり、環境汚染物質排出移動登録制度ともいわれています。 これは、有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源からどれくらい環境中に排出されたか、 あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを国が把握し、集計し、公表する仕組みです。
前項のPRTR制度を実施するための法律が 「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 (化学物質排出把握管理促進法)」(以下、化管法)、いわゆるPRTR法です。化管法は2001年1月に施行されました。
対象となる化学物質は、人の健康や生態系に有害なおそれがあるなどの性状を有するもので、 環境中の存在量等に応じて、「第一種指定化学物質」と「第二種指定化学物質」に区分され、 このうちPRTR制度の対象となるのは、第一種の物質となります。
指定化学物質を扱う事業者には、MSDSの交付による情報提供が義務づけらています。
アーク溶接材料は事業者の規模や材料に含まれる指定化学物質の取扱量によっては届出の義務があるため、 日本溶接棒工業会 技術調査委員会 MSDS分科会において、 アーク溶接材料を対象として指定化学物質排出量等の算出方法を作成いたしました。
「PRTR法に対応するための資料」のページをご参照ください。
■ 総務省法令データ提供システム
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11HO086.html
■ 化学物質排出把握管理促進法(経済産業省製造産業局化学物質管理課)
http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/
■ 化管法支援業務(独立行政法人製品評価技術基盤機構)